量的関係 …炭酸カルシウムと塩酸の反応

【目標】 

実験結果を表やグラフにまとめて、化学変化における量的関係を見出す

 

【実験原理】 

炭酸カルシウムCaCO3と塩酸HClを反応させると以下の反応が起こり二酸化炭素がCOが発生する。

    CaCO3 + 2HCl → CaCl2 + H2O + CO2  

この時の反応前後の質量の差から発生したCO2の質量を求めることができる。

 

【準備】 

2.0 mol/ℓ 塩酸

炭酸カルシウム 1g,1.5g, 2.0g, 2.5g, 3.0g (薬包紙入り)

25㎖ メスシリンダー×1つ 100㎖ コニカルビーカー× 5つ

5ml スポイト 

電子天秤


f:id:ferrocyanide:20221213115008j:image


f:id:ferrocyanide:20221213115050j:image

 

【操作】

塩酸25㎖ と、炭酸カルシウム1g,1.5g, 2.0g, 2.5g, 3.0g

反応前と反応後の質量を計測して記録する。

反応後、二酸化炭素は比重が重くコニカルビーカーのなかに残留するので測る前に息を吹き込み二酸化炭素コニカルビーカーの外に逃がすことがポイント


f:id:ferrocyanide:20221213115358j:image
f:id:ferrocyanide:20221213115408j:image

 

 

10月28日金曜④17R

11月1日火曜⑤18R

11月2日水曜⑥16R

11月4日金曜②19R

11月7日月曜②15R

11月7日月曜⑥13R 

11月9日水曜③12R

11月10日木曜①11R

11月10日木曜②14R

11月30日水曜 放課後 追実験

酸と塩基

50mlビーカー3つ

1mlスポイト4つ

薬さじ1  マッチ

1mol/㍑の塩酸

  酢酸

  アンモニア

  水酸化ナトリウム

クエン酸(フィルムケースで)

マグネシウム 3本

試験管6本

水酸化ナトリウム粒1つ

リトマス紙 赤青


f:id:ferrocyanide:20221108112734j:image

 

ヘスの法則

塩酸 1mol/㍑

マグネシウム 0.5g

酸化マグネシウム 0.8g

サーモカップ

100mlメスシリンダー

デジタル温度計

電子天秤

 

 


f:id:ferrocyanide:20221108111706j:image


f:id:ferrocyanide:20221124124319j:image

f:id:ferrocyanide:20221124124310j:image

f:id:ferrocyanide:20221124124255j:image


f:id:ferrocyanide:20221124124241j:image


f:id:ferrocyanide:20221124130648j:image

2年化学

11月8日(火)⑤混合クラス6班

11月14日(月)①26R10班

11月15日(火)①27R10班

11月15日(火)⑤29R10班

11月17日(木)①28R10班

 

追実験  11月24日木曜

化学反応と反応熱

  1.溶解熱

①100mlビーカーに純水を50ml程度入れる。この時の温度を計測

②ビーカーに硝酸アンモニウムを薬さじ一杯ごとに加えて溶かしていく。

全ての硝酸アンモニウムを加えて溶かしたところで温度を測定する。

 

③塩化アンモニウムについても①~②の操作をして温度を測定する


f:id:ferrocyanide:20221013111613j:image

  2.酸と塩基の反応で反応熱を実感してみよう

①手のひらにクエン酸重曹を薬さじ一杯ずつとり、よく混ぜる。

②ここに純水をかけて反応熱を起こす

 

 

2022年10月13日木曜④ 二年選択6班 (UTD教諭)

窒素とその化合物

  1. アンモニアの発生とその性質 

①塩化アンモニウム水酸化カルシウムそれぞれ薬さじ半分をとり薬包紙上でよくまぜ、乾いた試験管に入れる

②この試験管にL字管のガス誘導管をつけて静かに加熱、試験管で捕集。

f:id:ferrocyanide:20221012152055j:image

捕集した口元に濃塩酸をつけたガラス棒をかざしてみる

(白煙が出る…

NH3+HCl→NHCl)

③水槽に水をため、気体を捕集したら試験管の口をふさいで水槽中に倒立させてから指を離す。そして再び試験管の口を押えて取り出しフェノールフタレインを一滴加える

 

 2.硝酸と窒素酸化物

①水上置換法

試験管に希硝酸(6mol/ℓ)を5mlとり、気体の捕集準備をしてから銅片を数枚入れてゆっくり加熱する。(加熱がはじまったら加熱を中止する)

気体は一本目は捨て、二本目を試験管にため、ゴム栓をして取り出す。

(水上置換で捕集できた気体は一酸化窒素)

3Cu+8HNO→3Cu(NO)+4HO+2NO↑

 

②ゴム栓をとり、試験管内の色の変化を観察する。

このとき白い紙をバックにすると見やすい。

 

③②の試験管に再度ゴム栓をしてよく振り混ぜた後、試験管内の水の液性をリトマス紙で調べる。

 

④ふたまた試験管に片方は濃硝酸を5ml、もう一方は銅片を一枚入れる。

f:id:ferrocyanide:20221012152243j:image

くちにはビニル袋とテープで気体が漏れないようになっていることを確認したら混合して、発生した気体の色をみる。

Cu+4HNO→Cu(NO3)2+2H2O+2NO2

 

2022年10月5日、12日予備実験(UTNM教諭,UTD教諭)

   10月14日金曜③8班⑤8班⑥8班

 

 

◎[この実験での準備]◎

銅片はこちら

f:id:ferrocyanide:20221014092012j:image

トタン切りのハサミでチョキチョキ切る

一酸化窒素発生(水上置換)のとき

  → この銅片は4枚程度

二酸化窒素発生実験のときは1枚でよし

 

試験管に銅は入れておく


f:id:ferrocyanide:20221014092428j:image

f:id:ferrocyanide:20221014092305j:image

◎各班◎

試験管3本 試験管たて2つ

6mol/㍑硝酸1本

フェノールフタレイン

L字管

薬さじ ピンセット 試験管バサミ

5mlスポイト

マッチ ゴム栓 ビニル袋 セロテープ

蒸留水 スタンド

そして水槽
f:id:ferrocyanide:20221014093024j:image

◎中央テーブル◎

水酸化カルシウム

塩化アンモニウム

リトマス紙(赤/青ともに)

塩酸つきガラス棒

銅片入り試験管(誘導管つき)と

銅片入り二股試験管


f:id:ferrocyanide:20221014132205j:image

f:id:ferrocyanide:20221014132053j:image

f:id:ferrocyanide:20221014093317j:image
入れ代わりのときには

乾いたL字管

乾いた試験管3本

薬包紙 ビニル袋 が必要