窒素とその化合物

  1. アンモニアの発生とその性質 

①塩化アンモニウム水酸化カルシウムそれぞれ薬さじ半分をとり薬包紙上でよくまぜ、乾いた試験管に入れる

②この試験管にL字管のガス誘導管をつけて静かに加熱、試験管で捕集。

f:id:ferrocyanide:20221012152055j:image

捕集した口元に濃塩酸をつけたガラス棒をかざしてみる

(白煙が出る…

NH3+HCl→NHCl)

③水槽に水をため、気体を捕集したら試験管の口をふさいで水槽中に倒立させてから指を離す。そして再び試験管の口を押えて取り出しフェノールフタレインを一滴加える

 

 2.硝酸と窒素酸化物

①水上置換法

試験管に希硝酸(6mol/ℓ)を5mlとり、気体の捕集準備をしてから銅片を数枚入れてゆっくり加熱する。(加熱がはじまったら加熱を中止する)

気体は一本目は捨て、二本目を試験管にため、ゴム栓をして取り出す。

(水上置換で捕集できた気体は一酸化窒素)

3Cu+8HNO→3Cu(NO)+4HO+2NO↑

 

②ゴム栓をとり、試験管内の色の変化を観察する。

このとき白い紙をバックにすると見やすい。

 

③②の試験管に再度ゴム栓をしてよく振り混ぜた後、試験管内の水の液性をリトマス紙で調べる。

 

④ふたまた試験管に片方は濃硝酸を5ml、もう一方は銅片を一枚入れる。

f:id:ferrocyanide:20221012152243j:image

くちにはビニル袋とテープで気体が漏れないようになっていることを確認したら混合して、発生した気体の色をみる。

Cu+4HNO→Cu(NO3)2+2H2O+2NO2

 

2022年10月5日、12日予備実験(UTNM教諭,UTD教諭)

   10月14日金曜③8班⑤8班⑥8班

 

 

◎[この実験での準備]◎

銅片はこちら

f:id:ferrocyanide:20221014092012j:image

トタン切りのハサミでチョキチョキ切る

一酸化窒素発生(水上置換)のとき

  → この銅片は4枚程度

二酸化窒素発生実験のときは1枚でよし

 

試験管に銅は入れておく


f:id:ferrocyanide:20221014092428j:image

f:id:ferrocyanide:20221014092305j:image

◎各班◎

試験管3本 試験管たて2つ

6mol/㍑硝酸1本

フェノールフタレイン

L字管

薬さじ ピンセット 試験管バサミ

5mlスポイト

マッチ ゴム栓 ビニル袋 セロテープ

蒸留水 スタンド

そして水槽
f:id:ferrocyanide:20221014093024j:image

◎中央テーブル◎

水酸化カルシウム

塩化アンモニウム

リトマス紙(赤/青ともに)

塩酸つきガラス棒

銅片入り試験管(誘導管つき)と

銅片入り二股試験管


f:id:ferrocyanide:20221014132205j:image

f:id:ferrocyanide:20221014132053j:image

f:id:ferrocyanide:20221014093317j:image
入れ代わりのときには

乾いたL字管

乾いた試験管3本

薬包紙 ビニル袋 が必要